【RICOHスクラムパッケージ導入】

施工管理業務を電子化・自動化

現場監督の負担軽減を実現するシステム
東郷建設は、地元に根ざした建設会社として公共事業を中心にトータルに土木工事を手がけています。
施工管理業務にかかる膨大な時間を削減し、場監督の負担の軽減を目指して、「工事写真撮影・管理パック」と「施工体制台帳作成支援パック」を導入しました。

活用の背景と課題

活況の中の人手不足。社員の残業を改善する良い方法はないものか。
リニアモーターカーの路線建設や自動車産業が活況で、県内の土木業も非常に勢いがあります。おかげ様で当社も多くの引き合いをいただいております。
私を含めて4名の現場監督がフル稼働して、ご期待に応えているような状況です。
そのために、どうしても残業が増えてしまいます。
その原因は、現場から会社に戻った後の施工管理業務にありました。
この点を何とか改善できないものかと頭を悩ませていました。

工事写真撮影・管理パックの活用

現場で写真を撮っていくだけでフォルダーに自動振り分け。帰社後の分類が不要になった。
従来は、現場で設計書に基づいて黒板に直に書いて、デジタルカメラで写真に撮り、帰社後にパソコンに取り込んで、工
種ごとに振り分けて、さらにアルバムに分類するという作業を行なっていました。一つひとつ手作業ですから、とても時
間がかかるわけです。しかも、昼間の現場で疲れていますから、振り分け作業をつい溜め込んでしまいがちです。そうす
ると写真が何百枚にもなって、同じ現場で似たような作業が続くと、記憶も曖昧になってきます。分類のミスも起こりが
ちでした。
電子小黒板の良い点は、スマートフォンで簡単に撮れるところです。以前のように手書きの小黒板を支える人員も要り
ません。現場で工種のフォルダーを選んで撮影するだけでクラウドに写真データが保存されるので、帰社後の作業もク
ラウドから写真データをダウンロードして写真管理ソフトに取り込むだけです。

施工体制台帳作成支援パックの活用

複合機からの簡単操作で書類をデータ化。探す手間もなくなった。
元請けや協力会社など工事を請け負う業者名や、各業者の施工範囲、技術者名を記載した施工体制台帳の作成と管理のために、約20社ある協力会社から紙の書類で送られてきたものを各社ごとに分けて、分厚いファイルにまとめていました。
提出時などに、このファイルから必要な書類を抜き出してコピーして施工台帳にまとめていたので、非常に手間でした。
協力会社に対しても、その都度許可証を要請しなくてはならず、面倒をかけていました。
この施工台帳作成支援パックは、複合機で1度スキャンしてしまえばデータ化されて保存できます。
パソコンのフォルダー体系が複合機でも表示されますので、フォルダーを選択するだけで済むので楽です。
電子化によって検索や資料の再利用が簡単になった上、確実に管理できるので『あの書類はどこにいった?』と右往左往することもなくなりました。
協力会社とも契約書を交わすだけで済みます。期限が切れた資格証明があればソフトが教えてくれます。

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